リハビリの仕事を選んだのは、姉が介護士をしていて、介護士の関連職という感じで知ったのがきっかけです。
何となく人と関わる仕事がしたいと元々思っていたのですが、リハビリ専門職のなかでも、作業療法士を選んだのは、その人の生活や暮らしを支える手助けができると思ったからです。
Staff Interview
スタッフ
インタビュー
作業療法士 鈴木 亜未
~その方にとっての
大切な意味を共に考えて~
人の暮らしを支える
その方の生活に大切なこと
以前、私が担当させていただいたご利用者様でいつも頭痛の訴えがあり、リハビリも拒むことが多い方がいらっしゃいました。
その方は歌がとってもお上手なんです。「この方の今の生活は支えているのは歌かもしれない」と思い、リハビリはしばらく一緒に歌うだけにしたのですが、すると少しづつ笑顔をみせてくださるようになり、リハビリもとても前向きになってくださいました。
作業療法士として、「何分立てる」「何m歩ける」だけでなく、その方の生活にとっての大切なことは何かを考えながらリハビリをしています。ご利用者様の生活に意味のあることをご利用者様と一緒に考えて、生活全体を変えられたとき、作業療法士になってよかった!と思います。
「あなたが担当で良かった」と思っていただけるように
ご利用者様は、お一人お一人皆さん違います。心身の状態もご希望もこれまでの人生も。その方に一番合ったリハビリ、コミュニケーションをとるのは難しいこともあります。
でも「リハビリやって良かった」「あなたが担当で良かった」と少しでも思っていただけるように心がけています。