自分が立てたリハビリプログラムでご利用者様が改善して、喜んでいただけるとうれしいです。
食べるリハビリは言語聴覚士の重要な仕事ですが、嚥下障害のために胃ろう造設した方がご自宅に帰られて、ご家族と一緒にコーヒータイムを楽しめるまでになったのは、とても印象的でした。
私たちリハビリテーションスタッフは、まず心身機能の回復を図りますが、障害が残存する場合もあります。誤嚥・窒息への安全性と食べる楽しみをできるだけ両立するよう、いつも考えています。
Staff Interview
スタッフ
インタビュー
言語聴覚士 平石 育栄
~ご利用者様の
笑顔に寄り添っていきたい~
胃ろうの方のコーヒータイム
新しいことが好き
私は新しいことが好きかもしれません。
高校1年のときに学校で職業図鑑が配られて、この仕事を知りました。調べてみたら翌年に第1回の国家試験だとわかり、新しい未知の分野の仕事に興味が掻き立てられました。
総合病院で勤務した後に「地域リハ」に取り組んでみたくなり、愛友の里に入職しました。
最近は「対話型アート鑑賞」に取り組んでいます。失語症の方も認知症の方も一緒になってアートを楽しんで、感じたことを自分の言葉で伝えあうプログラムです。
育児と両立しながら
ご利用者様のご希望に応えていくためには、日々新しい知識や情報をアップデートしなければなりませんし、関連資格をとるための勉強も必要です。
新しいことを学ぶのは大好きですが、3人の子育てをしながら、勉強の時間を取るのは、なかなか難しいです(笑)。でも子供たちが起きる前に起床して勉強したりしています。
リハビリテーション科は育児中の人が半分いますが、みんなで情報交換しながら頑張っています。